蜜香凍頂烏龍茶を淹れてみました

最近良くみかけるウンカ臭があるというお茶を淹れてみました(貴妃茶とは違うものです)

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南投県凍頂地区で生産された「蜜香凍頂烏龍茶」を淹れてみました。
茶葉の形状、開封したときの香りはまさに凍頂烏龍茶ですね。焙煎のやや強い香りが少し気になりました。茶葉の色、艶、大きさともに良好です。
蜜香を生かすのならもう少し焙煎香が少ないほうが良いのかな。いかにも「凍頂」といったお茶です。
標準杯に3gの茶葉を入れ、茶師が行う検定方法で茶葉を観察してみました。
最近出回っている凍頂もどきではなく、しっかりとした感じの茶葉です。
お湯を注いだ直後の茶葉、着色料や食品添加物が入っていると、この瞬間水色がもやもやしますね。
ここからじっくりとお茶の味と香りを引き出します。
茶葉の状態は良好。最近多い茎もついていないまがい物ではありませんでした。茶葉の開き具合も良いですね。
香りは鐵觀音茶に近い焙煎臭がちょっと気になります。徐々に甘い香りが出てきますが、熱香より乾香のほうがちょっと弱いですね。
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茶葉の状態は良好。最近多い茎もついていないまがい物ではありませんでした。茶葉の開き具合も良いですね。
香りは鐵觀音茶に近い焙煎臭がちょっと気になります。徐々に甘い香りが出てきますが、熱香より乾香のほうがちょっと弱いですね。
水色は凍頂烏龍茶ではなく旧製法の東方美人に近く、透明感もありなかなか良い状態。 茶殻を観察すると、凍頂芽が休眠しており摘み取り時期が少しずれているようである。蜜香を強く出すためには新芽(凍頂芽)が肥大している必要があり、休眠芽ではお茶の甘みが弱くなってしまう。
茶葉の形状および葉脈の状態から、使用茶葉は青心烏龍系を使っていると思われる。

■総評

最近販売されている凍頂烏龍茶の中ではなかなか良いできである。茶葉に青心烏龍系を使い伝統的な凍頂茶にこだわったことにも好感が持てる。
お湯を注いだときに焙煎香が強く出てしまうのは、せっかくの蜜香(うんかの食害を受けたお茶特有の香り)が殺されてしまい残念でした。
茶葉の醗酵度から推察すると焙煎温度を少し高くし焙煎香を出す凍頂茶の旧製法にこだわりすぎたのかと思います。
熱香は強くインパクトがありますが、乾香は少し弱く蜜香がうまく引き出しきれていないようです。凍頂茶の焙煎香と蜜香の香りをうまく融合させようと努力したあとは伺えますが、やはり凍頂茶になってしまいました。
冷たくなったときの味に渋みと苦味が強く出る傾向があります。この味で評価すると茶葉のグレードは少し低いようです。また、ウンカの食害にあった茶葉にしては少々大きすぎるのが気になりました。

■結論

最近の四季春種で作った凍頂烏龍茶もどきとは比較にならないよさはありますが、低焙煎好きの管理人には少し重いお茶でした。
--- 一度は試しておきたいお茶、でも、、、 --- これが最終結論。焙煎系のお茶好きの人にはお勧めできます。