中華民國百年冬文山坪林製茶実習・体験

茶香好友

快晴から一転、雨が・・・

花蓮まで天候の悪化を予測して電話が、、、悪い方に的中です

快晴の花蓮で朝食中、蘇志成茶師から電話がありました。明日は雨が降りますが、予定通りきますか・・・天野さんは一緒ですかと。花蓮からの帰途、宜蘭を過ぎたあたりから雨足が強くなり台北も雨。一夜明け出発の朝5時、外は雨でした。

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坪林に到着したのは9時、雨足は弱くなっていますが雨は降り続いています。事前に雨天決行の連絡をしていたので、雨の中茶摘みをしておいてくれました。今回の茶葉は「白鷺」台茶17號です。父:台農1958號と母:台農335號から作られた新品種で1983年に命名されました。直立性が強く、分枝が少ない特徴があり「東方美人茶」に多く使用されます。

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茶畑で茶樹を確認した後、雨で濡れた水分を飛ばすために、薄く広げる作業から始めます。要領は室内萎凋と同じ、撹拌して茶葉を広げること。広げた茶葉に風を送り、葉表面の水分を飛ばすことです。10時という、いつもよりかなり早い時間に作業スタートです。

水分を飛ばしつつ、萎凋させ・・・

水分が飛び始めると茶葉が徐々に柔らかくなりますが、この時点で茶葉はみずみずしくシャキっとしています。

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昼食を挟み、茶畑散策をし、夕食を食べ、お茶を飲み・・・途中数度の切り返し作業を行うことで茶葉に柔かみが出ました。ざる振りと攪拌が文山包種茶の基本、作業を通じて手際がよくなり上達していくのがわかります。

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一服前の作業

萎凋が進み、スタート時10枚あったざるが2枚となり、揺菁と同じ作業を手作業で行い、香りの変化を確かめ、今日の作業は終了。天候が悪化しているので、室温25度に保つようにして11時過ぎに就寝です。気温が低く天候が悪いため、いつもより長めの5時から作業開始となりました

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。今回は販売用のお茶は作れない天気なので、私たちの為だけに蘇志成茶師が指導してくれています。

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朝5時、萎凋作業の続き開始。攪拌前の茶葉からは思ったほどの香りがありません。室内もいつものような青い香りがありません。これは絶対量が少ないことと、品種の問題なのか、、、最後となる攪拌を行い、しばし休息です。この間に、朝食と試飮を楽しみます。

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作業をはじめて24時間、最後の仕上げ開始

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初めての品種だけに、今までのお茶とは勝手が違います。香りの上がり方、手触りなど勉強になります。茶葉量が少ないため、殺菁温度も調整しています。

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殺菁後の茶葉は揉捻ですが、茶葉量が少ないため布に包んで行います。ほどよく揉捻した茶葉は乾燥機へ、今回は一度乾燥機にかけずに最終乾燥機で乾燥です。通常より長めの3時間、温度は少し低めです。

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ここで、揉捻しただけのお茶で試飮。どのようなお茶か確かめます。青心烏龍と比較すると香りはやや弱いものの、フワッとした甘い香りがあります。口に含むと、ほのかに甘みがありますが、芯がない感じです。これから火を入れてどのようなお茶になるのか、楽しみです。

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完成、別れの時・・・

お茶が完成するまでコンテストに出品する予定のお茶の試飮、いろいろなお茶を飲みながら感想を。参加者は茶業博物館の見学に行き、昼食タイムです。食事が終わる頃、乾燥が終了しました。早速、試飮と袋詰めです。揉捻しただけのお茶とは雰囲気が変わり、甘いお茶が出来上がりました。

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雨の中のお茶作り、本来は休みの日になるところ、蘇一家には大変お世話になりました。一緒に選んだお茶が比賽で入賞することを祈って、、、台北へ戻ります。